世界のコロナ感染が9千万人超す 15日間で1千万人増
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できることなら増加を見たくない数字ですが、より急速に増加している現実は、現実として受け入れなければなりません。
同時に、増加を見たい数字も急速に増加しているので、こちらにシェアさせていただきます。残念ながらまだまだ感染者数の数字には追いつきませんが、すでに世界で2500万回のワクチン接種が完了しています。
こちら米国では、800万回、まだ全人口の3%弱しかカバーされていませんが、大きな進歩です。そしてこれは、世界中の医療者、および接種にご協力いただいている一人ひとりの協力あってのものです。これだけ大きなワクチンプロジェクトを世界中で協力して行っている事実は、後世にも語り継がれるものになるでしょう。
早く感染者数を超える日が来てほしい、と思います。
https://www.bloomberg.com/graphics/covid-vaccine-tracker-global-distribution/当たり前なことですが、検査実施しなければ、感染者がいても統計の数字にはでてきません。
こちらで、各国のテスト状況についての様々な統計分析ができます。
https://ourworldindata.org/coronavirus-testing
4月上旬には、毎日の検査件数が人口1000人当たり1件を超える国が、7か国しかありませんでした。(4件/1000人が2か国、1件/1000人が5か国)
1月は、同49か国もあり、10件/1000人が5か国もあります。
感染者が激増と話題のイギリスは4月と現在を比べると、約30倍程検査件数が増えています。現在のコロナ死者数は4月のピークと同程度です。
これだけ全世界的に検査数が増加しているので、統計上の感染者が増えるのは当然です。
実態の変化を把握するには、コロナ死者統計を参照するのがベターだと思っています。
全世界の7日平均のコロナ死者数は4~10月はおおよそ横ばいでしたが、11月から急激に増えて年末にかけて1.8倍まで増えました。
さらにいいますと、私のいるメキシコでは超過死亡がコロナ死者統計の2倍以上でています。
より具体的に各国の状況を分析するには、高齢者人口とそれに対する超過死亡を見るのが最適だと個人的に考えています。
例えば、私のいるメキシコは統計上の累計では、人口比で英米とコロナ死者数が同数程度でています。
ただし、コロナ死者統計の2倍以上の超過死亡者がでています。そしてコロナ死者のほとんどが高齢者です。その高齢者人口比率も先進国の半分未満です。
なので、英米より4~5倍は酷い実態があると認識しています。
ちなみに検査件数は英米の1~2%程度なので、統計上の感染者数はとても少ないです。感染増加は世界的な傾向なので、日本の自粛が不十分、という議論はあまり意味がなさそうですね。それよりも想定された増加にどう対応してきたのか、していくのか、が大事。
気になるのは、南半球のブラジルや比較的温暖なインドでの感染拡大。季節性や温湿度とウイルスの関係等も分かってくると対策が取りやすくなりますね。