【菅政権への提言】少人数学級の実現には、質の高い教員を確保するための教員免許法改正が必要だ
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35人学級にすることのメリットは限られている(少人数学級とは言えない人数です)ので、さらなる少人数学級への、中高の少人数学級化を見越しての、実質的経過措置だと考えています。6%の学校にしか影響を及ぼさないのにも関わらず改革をしたのはそういうことだろうと憶測しています。とはいえ、実質的には首都圏では採用人数を増やす必要があることが見込まれるため、重要な指摘だと思います。
ただ、人手不足の本当の要因は報酬の少なさにあるのではと思います。なぜなら、教員免許を持っていても教職につかない選択をする人が大多数だからです。
英語科を例に取れば、英検準1級ないしは1級、IELTS6.5以上などの人材は企業からしたら価値の高い存在です。それでいて、免許取得はもちろん任意の英語学分野の専門性を兼ね揃えた人物なんて、よほど優秀だと思いませんか。しかし報酬は一般企業に見劣りする上に、拘束力も強い。であれば、教員になるメリットなんてあまりないはずです。
でも実際のところ、そういった優秀な先生はごろごろいるのです。きっと自身の理念や教育への熱意があるがゆえに、そんなことには見向きもせず、教職に就かれているのだと思います。ただ、これって要するに飼い殺しではありませんか?
教員が聖職者などと言われていた時代は終わりました。大多数が文句を言わないからと言って、教員を報酬なく時間外でこき使うのはやめて、労働に見合った正当な報酬を払う。たったこれだけでもかなり変わるはずです。
これは、中高の教員志望の私が頻繁に考えることですが、小学校についても当てはまることだと考えています。最低レベルの人材が集まる職ですから,免許法改正によって優れた人材が来てくれることを期待します。いや,現状マジで人足りてないんで,許可免で他教科持つのが当たり前な状況を何とかしたい。
文科の話だと,小中間の流動性(中学教諭が小学校高学年や英語に専門性を発揮する)って話は聞いていたけど,中室先生の話やと民間の人をって感じですよね。ぜひ担任やってください。私は担任お腹いっぱいなので副担します(^^♪なぜ教員採用試験を受験するものが減少したのかについての考察がないので、免許法を変えたところで、教員の質が向上するとは考えられない。
教員の職場環境が、かなりブラック要素が強く、かつ、その問題の多くは国の教育に対する姿勢にも原因があれば、質の高くなる教員を教育行政の環境がツブしていると言えなくもない。