中国アントに金融事業者の株式売却を命じる案、当局が検討-関係者
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何度も言うが、金融は古今東西「規制事業」の代表。
それは金融が「お金の流れ」のすべてにつながり、結果として「経済」のすべてを良くも悪くも左右するから。
資本主義の枠組みを維持する限り、金融をコントロールしようという「国家」の意思がなくなることはない。
強弱の波はあるが、自由放任とガチガチのコントロールは、繰り返し、循環する、というのが金融ビジネスに長く身を置き、金融の歴史を多少なりとも研究している者の一人として思うこと。
ひょっとして、
「金融がテクノロジーを便利づかいしている」段階が、
「テクノロジーが金融を飲み込み始めている」段階に移ってきたことが、アントと国家の関係の変化を含む様々な動きの背景ではないか?
中国政府がアントをいじめている、という固有名詞で語って、個別案件に位置づけてしまうと見えなくなってしまうものがある気がする。
もっと大きなアングルで今回の動きを見る必要があるのではないか?