2020/12/21

【新しい学校のリーダーズ】日本文化と青春を、世界にぶつける

新型コロナウイルスは世界の経済だけでなく、私たちの生活そのものを一変させた。
収束が見えないまま2021年を迎えようとするなか、トップランナーたちはこの現状をどう捉え、未来に向けて歩み出そうとしているのか。
NewsPicksは本日から2週間にわたり、第一線で活躍するアーティストや経営者、アスリートたちの「人生戦略」を、独占インタビューでお届けする。
初日に登場するのは4人組ダンス&ボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」だ。
セーラー服を身に纏った4人の若者が、日本の「学校」をテーマにどこか懐かしいメロディに乗せて歌とダンスを披露する。
前衛的でキレのあるパフォーマンスは国内外で話題となり、ショート動画アプリ「TikTok」のフォロワー数は60万人を超える。
このパフォーマンスに目をつけたのが、グローバルにアジアンカルチャーを軸とした音楽・映像・ファッションなどを発信するメディアプラットフォーム集団「88rising」だ。
今年11月に両者は契約を結び、新しい学校のリーダーズは「新しい学校のリーダーズ a.k.a. ATARASHII GAKKO!」として、2021年1月に全世界デビューが予定されている。
日本ではそれほど知られていない彼女たちは、いかにして世界に「発掘された」のか。世界デビューの経緯と野望を、4人にたっぷり語ってもらった。

突然決まった「世界デビュー」

──日本でもそれほど認知されていない中で、世界デビューが決まった経緯を教えてください。
SUZUKA:きっかけは本当に偶然でした。