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11兆円企業による4兆円の買収。これでもアレクシオンの数年前のピーク株価以下の価格での買収金額です。少し安くなったところで買収を決めました。アストラゼネカは足下も堅調な株価推移。株と現金の組み合わせで2:1程度の割合。アストラゼネカのPERは57倍とアレクシオンは28倍とプレミアム込みでも割安であり、巨額買収だからこそのEPSへのインパクトを考慮したストラクチャー。

今回の買収でアストラゼネカは超希少疾患の強化を目指します。アレクシオンの代表的な製品は、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の治療薬である「ソリリス」です。

1990年代から始まった製薬企業の再編はとどまることを知りません。またまだ続きます。

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AZのパスカル・ソリオCEOは、「買収により、免疫学分野におけるプレゼンスを高めることができる。免疫学分野とプレシジョン・メディシンの専門知識を組み合わせることで、より多くの患者に人生を変える医薬品を提供するイノベーションを起こすことができる」
アレクシオンは補体領域での研究特化でソリリスという希少疾患薬(オーファン医薬品)を世に送り出し、1st-to-marketでKOL(キーオピニオンリーダー)や患者団体とのエンゲージメントによりその領域で絶対的ポジションを確立、そして特許や排他期間が切れる前に適応拡大、次世代品の開発をしながら超大型ブロックバスターを育てた会社。
最近はフォローしてなかったけど、2016年には3000億円ぐらいだった売上が2020年予想で6000億円(ちなみにソリリス1剤で2019年に4000億円超の売上)まで伸ばしており、オーファン特化の企業としては大成功例。
2011年にサノフィがジェンザイムを約1.7兆円で買ったことを想起させるディールだなぁ。
アストラゼネカの資料では研究プラットフォームや患者さんフォーカスの文化が補完的だ、と言ってますが希少疾患への本格進出と当面の利益ドライバーが欲しかったんでしょうね。

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アストラゼネカの発表資料(PDF)はこちら⤵︎ ︎
AstraZeneca to Acquire Alexion
https://www.astrazeneca.com/content/dam/az/PDF/2020/20201212_Call_Alxn_Cmb_prsn.pdf
アストラゼネカが買収したアレクシオンは、エクリズマブという薬剤を有する企業です。エクリズマブは、補体と呼ばれる免疫を司るタンパク質への抗体製剤です。

元々夜間発作性血色素尿症と呼ばれる、血液を専門にしていてもなかなか見ることのない稀な疾病のみに適応を有していた薬剤ですが、非典型HUSと呼ばれる疾病に適応拡大され、使用量が拡大しました。

一瓶60万円と単価がとても高い薬剤で、今のところほとんどの患者は薬の中止ができません。年間4000万円かかるため、患者が増えるたびに年会費4000万円のサブスクリプションが1人ずつ増えていくようなものです。

さらにこの補体領域はまだまだ成長の余地があり、疾病の理解が進むにつれて、さらなる適応拡大の可能性も秘めています。このようにエクリズマブ1つだけでも、まだまだ利益拡大が見込まれます。
ずいぶん巨額な買収ですね〜。

買収には、自社にないノウハウや分野を速攻で入手できるメリットがあります。

しかしながら、多くの買収は「割高企業」を掴んでいるのも事実です。

買収の適正価格は「将来得られるキャッシュ」を基準としますが、それを甘めに見積もると大変なことになります。

自己資金が有り余るほどある企業にとっては、それほど痛くはないのかもしれませんが・・・。
アストラゼネカが、アメリカの製薬会社のアレクシオン・ファーマシューティカルズ社を買収すると発表。
買収金額は4兆円超。「今回の買収で、免疫学分野における存在感を高めることができる」とのこと。

プレスリリースはこちら
[AstraZeneca to acquire Alexion, accelerating the Company's strategic and financial development]
https://www.astrazeneca.com/media-centre/press-releases/2020/astrazeneca-to-acquire-alexion.html
【ノリノリ】

アストラさん‥肺がん領域でもノリに乗ってますから。
今後も新型コロナに続き色んな病気が起こり得る。
そんな時、製薬会社のものすごいスピード感に期待する。
これまた大型買収