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注目のコメント
この手の記事を雑誌で何度もやりました。興味深いのは、テキストそのものの解説よりも、こうした「読書術」のほうが反応が大きいことです。
速読とか深読みとか、そういうのはウケるんですが、「カントの純粋理性批判の現代的な意味」はウケません。「もっと読みたい、知識を得たい」というおおざっぱな動きはあるのですが、教科書的な細かい知への欲求はそうでもない。
これを繰り返すと疲れてしまって、「本なんか読まなくてもいい」となります。むりに読まなくてもいいと思います。少しずつ、自分のペースで、良書を読むのがいちばんです。他人の読書術は、どこまでの他人のものです。真似するのではなく、「読書術を楽しむ」というのが健全に思います。本との出会いを「運任せ」にしない、ということはその通りですね。
良い本に出会う確率が高い人は、自分をよく理解している人だと思います。
自分が知りたいこと、レベル感、好きな文体、今の自分の気分などがしっかり自覚していれば、本屋でぱらっと見ただけで当たりかどうかが判断できる。
でも自分のことをわかっていなければ、「自分にとって適切な本」を選ぶことができません。
そういう人ほど、「オススメの本はないですか?」と選書を他者にマルっと依存したり、ベストセラーに盲目的に従って失敗する。
そうやって本が嫌いになっていく人、たくさん知ってます。
どれだけベストセラーって言ってもその本のシェアは1%にも満たないわけです。
万人にとって素晴らしい本はあり得ないわけで、他者は無視して自分にフィットする本を探せばいい。
そのためにも、まずは今の自分を自覚することから始めたらいいと思います。
選書の場面で問われているのは、本ではなく、自分です。読書というのは人に教えてもらうほどのものではなく、自然に身に付いた自分なりの読み方が一番良いように思う。そして情報を得るだけならば、本よりもネットの方が遥かに効率的だし、余暇としてもネットの方が刺激的だ。恐らく何のための読書なのか考え、無理にならむしろ読まなくても良いような気もする。私は自然科学分野の本をよく読むが、これはネットの情報だけだと全然足りなくて、もっと知りたいという欲求から読んでいる気がする。。。
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