花王、“ほうれい線”を目立たなくする化粧技術を開発 塗るだけで頬のたるみを持ち上げる
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注目のコメント
高分子膜の乾燥収縮はコーティング技術分野では一般的な現象であり珍しくはなく、そして基本的には嫌われる現象ですが、こういう活かし方があるとは。面白いことを思いつきますね。
ほうれい線がかなり浅くなるようですが、つっぱったような感じはしないんでしょうか。これでつけ心地が自然なら、大いに喜ばれると思います。
花王の公式発表に早送り動画がありますが、ほうれい線より上に塗りこむことで、乾燥収縮によって上向きに引っ張る力が発生し、主に口角周りのほうれい線が目立ちにくくなるようです。すごい。
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2020/20201112-001/
ほうれい線と言わず目尻にも使えないんですかねこれ。上下から同時にテンションをかければいけるのでは??
乾燥収縮の大きい高分子といえばニトロセルロースなどが代表的ですが、どれも概ね疎水性の(水に溶けにくい)ものが多い印象です。
今回も疎水性のシリコーン系ということでやはり水には上手く溶けないものなのではと思います。
>揮発性の高い油剤を加えモデル処方を完成させました。
とあるので水だけではなく、溶媒にも秘密があるようで。
何となく実現可能そうな組み合わせが頭に浮かびます。
自分で人体実験したい気持ち(しません美容を技術で解決する取り組みに限界はなく、無限の可能性を持ちますね。私の祖母は90歳を超えていても、可愛いのですが、しわがここにできていやだわと言っています。いくつの時代になってもしわやほうれい線は気になってしまいます。技術の力で解決できる、夢がありますね。