【秘話】なぜ日本スタートアップを、米国幹部らは信じたのか
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米国で月間1000万人のユーザーが使っている、スマートニュース。その主要拠点であるサンフランシスコオフィスを訪問して、黎明期から支えている、幹部社員たち4人に連続インタビューをおこないました。
一番知りたかったのは、Facebookのようなパーソナライゼーションを磨き上げたSNSが圧勝している中で、本当に「自分の知らないニュースを発見する」「自分と異なる視点のニュースを得る」ということが、ビジネス的にメイクセンスするかという点でした。
答えは、記事中に。しかし、彼らの話から、人と人を分断しない、Facebookとは異なるサービスを作るという思想に惹かれて、本気になっているんだということがとても良く伝わってきました。追加取材、希望です(笑)。シリコンバレーでスタートアップ、というと若い世代の人たちが盛り上げている、、、という中で、しっかり地に足がついた経験豊富なベテランを採用していることはSmartNewsの成功の一つの鍵だと感じました。(しかもみんな、個人的に人柄が素敵でした。)
それから、中にコンテンツを作るジャーナリストがいないということが、また面白い。ニュースを扱うのだけれど、そのコンテンツ集団を持たないことで、その専門の集団だと気がつかない手法を試したりできる。それは逆に、コンテンツを作るジャーナリストを持つNewsPicksとは違った可能性を持っているのだなとも感じました。このUSの幹部たちは感動を覚えるくらいの人格者であり(能力は言わずもがなですが)、彼らの存在はスマートニュースの誇りです。
Richはウォール・ストリート・ジャーナルで長年政治記者を務め、WSJ.comの創刊編集長、ホワイトハウス担当もした業界のトップジャーナリストです。Richと政治談義をするのは僕の毎週の楽しみです。
JeannieはSmuleというカラオケアプリの最初のPMとしてユーザを0からMAU5000万まで成長させたとんでもないVPです。米国も日本もProductは彼女が見ています。
Vincentは当社のカルチャーを支えるキーパーソンであり、月次の全世界同時全社会議ではHostとして最高の空間を作り上げます。教養が深く、多様でハチャメチャな社員を包摂してくれます。
DennisはUSのキーパーソンを次々と採用した最高のヘッドハンターであると共にこの会社を心から愛するお父さんのような存在です。サンフランシスコのオフィスに行くと、いっつも真っ先に駆け寄ってきてハグしてくれます。
早く彼らと対面で再開したいなぁと涙が出そうになる最高のインタビューをありがとうございました。