ニトリ、島忠の全株取得へ=DCMに対抗、29日決定
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DCMの提案は一株4200円の下限50%。島忠の株価は昨日の終値で4890円、今日は寄り付いた現在4985円(913現在)。ニトリの提案は本報道を真とすれば全株、あとはどういう価格になるか。
埼玉などに保有する資産を考慮すると割安という点もあるが、今はPBR1倍をかろうじて超えてきた。時価総額は2000億円を超えたくらいで、DCMも同じ程度。DCMはどうするだろうか?
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3050/tdnet/1887430/00.pdf市場原理からは、ニトリで決まりという感じです。そもそも、DCMとニトリでは、時価総額が10倍以上違います。
2005年以降、店舗数は漸増しつつも、売上高がドラッグストア等の台頭により成長が止まっているホームセンター業界。ニトリの参入は、業界淘汰の流れをさらに加速すると思います。
*年間総売上高とホームセンター数の推移
https://www.diy.or.jp/i-information/association/jigyo/transition.html
ニトリの課題としては、粗利率34%、営業利益率6%台の島忠とのシナジーをどのようにするかです。ちなみに、ニトリは粗利率55%、営業利益率16%以上の高収益企業です。
成熟してしまったホームセンターという業態をやめて、島忠の店舗(立地、顧客、不動産)をニトリの店舗に転換することが、投資回収的には一番早いと思います。
島忠を完全子会社化したのち、ニトリがどのような戦略を打ち出すのか?とても興味深いです。