仏LVMHと米ティファニー、買収価格引き下げで協議=関係筋
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買収前のデューデリジェンス(事業精査)では、相手がライバル企業であっても、事業上の機密事項を開示します。
そのため、デューデリジェンスに入る前に、『おかしなもの(簿外債務など)が無ければ、この価格で買収しますよ』という約束をします。『検討継続を困難にする想定外の事由』も検討中止要因として記載されますが、これは文言外の事態は要協議、という意味合いが強いです。
LVMHは仏政府からの買収延期の要請が『想定外の事由』だとして検討中止の正当性を主張し、ティファニーはフランス政府の要請自体がLVMHが仕組んだ不当なものとして提訴をしてきました。
しかし、買収価格の引き下げで検討を再開するということなので、関税問題でなんらか水面下の合意ができたか、はたまたLVMHのブラフが功を奏してティファニーが妥協したか、なんらか進展があったということなので、続報を期待したいです。新型コロナ禍前からの案件だったと思うが、世の中の変化に伴い買収価格を引き下げで協議の記事。
ティファニー側への新型コロナ感染対策への対応不備や配当支払いなどの理由については、賛否両論ありそう。米国内の不安定な社会情勢を無理やり引き合いに出して当初予定していた価格での買収を取りやめようとしているようにも見える。
MAE条項に抵触はしないようだし、まだしばらくは決まらないかもな。1%〜3%の値下げの可能性を含み、協議再開とな。
小説でも映画でもいいからなにが行われているのか、追体験してみたい。
きらびやかで羨ましがられ本物である、と購入者に思われ続けなければならないラグジュアリーブランドの宿命の中で事業展開しているはずが、こんな謎の買う買わないをやってていいのか。。
元々好きではないブランドだから冷めて見ているだけなのか。好きなひとたちの意見が知りたい、けどこういうのは一切興味ないものなのか。トランプが女性問題や差別発言でなにがあっても、エルサレムをイスラエルの首都と認めたから絶対支持する、というような。
支持の理由は過去にある場合には現在にその過去が否定されること以外なにがあっても支持は継続されるということか。面白いなーブランドビジネス。