2020/10/22
【独占】リクルート、60年秘伝の「ロール型」組織を初公開
職務を明確に定義する「ジョブ型」雇用の欠点は、特集1話目でも指摘した通り、自分のジョブを超えて業務を拡大するのが難しいこと、職務が明確な半面、硬直化しやすく、時代の要請に対応しづらいこと、ジョブローテーションにより、本人さえ気づかなかったような適職に巡り会うキッカケを得にくいことなどだ。
雇用の支援を祖業とし、人材輩出会社として知られるリクルートグループは、ジョブ型のこうしたネガティブな面を認め、60年前の創業以来、メンバーシップ型でもジョブ型でもない独自の「ロール(役割)型」人事を貫く。
今回、NewsPicksは、これまで一切メディアに語られることのなかった、その「ロール型」雇用について、リクルートホールディングスの役員3人に詳しく話を聞く機会を得た。
では、その中身とは?
今日からでもまねしたいマネジメントの極意が詰まった、リクルート流、雇用とマネジメントの奥義に迫る──。
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この連載について
新型コロナウイルスの感染拡大を境に、「ジョブ型雇用」へ転換する企業報道が相次いでいる。
「人」に仕事をあてがうのではなく、「仕事」に人を割り当てる雇用スタイルだが、この雇用形態が広がると、我々はどのような働き方の転換を求められるのか? ジョブ型導入企業の最前線や、日本的メンバーシップ型を貫く、あるいは独自ハイブリッドを模索する企業を徹底取材。今後のあり方について、研究する。
株式会社リクルートホールディングス(英語: Recruit Holdings Co.,Ltd.)は、求人広告、人材派遣、販売促進、ITソリューションなどのサービスを手掛けるリクルートグループの持株会社である。海外売上高比率が40%以上を超える。日経平均株価およびTOPIX Core30、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ。 ウィキペディア
時価総額
6.21 兆円
業績
