リモート会議でバーチャル背景を使わない方がいい理由
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久しぶりの「ディープな科学」です!
日々、リモート会議をこなしたり、講義を受けたりしている読者の方も多いと思います。
リモート画面を通してしか、話したことがないという相手も増えているのではないでしょうか。
そういう場合、果たして対面と同等の、長期的な関係を築くことは可能なのか。あるいは、リモートだけで相手の信頼を得るには、どうしたらいいのか。
心や言語の起源について研究する、東京大学の岡ノ谷一夫教授に話を聞きました。
キーワードは「正直な信号」です。リモート会議には賛否両論あるかもですが、育児しながらの社会活動参加という観点では、リモートが一般的になってくれたのはほんまにありがたいです。
今まで物理的に参加が叶わなかったものにも参加できるようになったことは最大のメリット。
感染対策しながらのリアル会議が戻ってくるのもよいですが、うまく併用されていってほしいなと思います。個人的には、相手がバーチャル背景かどうかは気にならないのですが、この記事内にあるように、もし「声色とかまでチューニング」されたら相手の心の機微などを読み解くのが難しくなるから困るなぁ、と思いました。
脳の検査で、脳のどの部分が強いかなどがある程度判るらしいのですが、例えば:
言語認識の脳が強い→オンライン会議でストレス無い
相手の表情や声などの視覚情報に強い→少しストレス有り
周囲の環境全体への認知能力が強い→ストレス大きい
みたいな感じになるのかなぁ、と思っています。
自分が、他者とのコミュニケーションや情報処理に、どのインプットや処理を重視している/強みにしているのかが判ると、自分に適したコミュニケーションスタイルが選べそう。
因みに、私は、加工アプリやライティングは使わない派なのですが、その理由は、いつか実際に会った時に「え?実物全然違うじゃん」って思われたくないからだったんですけど、今後はもしかしたらリアルでは一生会わない人と仕事をする事も増えそうですし、前提から考え方を変えないといけないのかもしれないですね…
そうなると、この記事にあるように、実際に会った人は、暗黙的な信頼、長期的な取引を築こうとするので、嘘を吐いたりしたくない、と思うのですが、それも変わってくるのでしょうか…他者との信頼を築く意味とは?みたいな倫理観まで考えてしまいます。