オペラ、ミュージカル、コンサート舞台芸術再開に高いハードル
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ザルツブルク音楽祭も開催されましたが収益は1/4。流石に立ち行きません。追加負担も大きい。消毒費用だけでも結構かかります…集客も厳しい。観客の心理としても劇場に足を運ぶことに抵抗感があることを感じます…というわけで、ワクチンができないと通常の環境での再開はできないでしょう。
オンラインで出来ることはやっていきますが、もちろんそれでも充分な大体にはなりません。ことに電気信号に乗らない音を聴かせることが命のクラシックなら尚更です。
先日、小規模ながらもコンサートを再開したところ、来場した皆様からはオンラインと全く違って声の響きに体が包まれ、鳥肌が立つようだった。やはり生は全然違う。と感想をいただきました。コンサート会場は換気にも気をつけていますし見ているときはマスクして前向いているだけですので、元気な方はたまにはコンサートに出かけてみるのもいいかもしれないですね。ニューヨークのMETオペラは今シーズン(2020-2021シーズン)が全て中止になってしまいました。METオペラの雇用は半年前に一時的としてレイオフされています。1年半以上の公演停止となると、多くのメンバーは別の仕事をせざるをえずバラバラになってしまうのだと想像します。残念です。
ちなみに私はもう普通にオーケストラやアンサンブルのコンサートに行っています。比較的小編成での演奏会が多いものの、やはりリアルは楽しいです。音楽のレッスンもin-personで受けています。Broadwayは古い劇場で、席の間隔も狭くソーシャルディスタンスを保っての運営など感染症対策はなかなか難しいと思います。
コンサートはオンラインに移行しての挑戦が続いていますが、舞台は「ではオンラインに」とはなかなかいきません。Hamiltonの映画版も観ましたが、舞台を何度か観ているから楽しめている気もしますし、映画だから作り込まれていて楽しめるものになっています。その位作り込まないといけないということでもあります。
舞台もそうですが、ピッチイベントなどもそうです。先月と今月、オンラインのみとハイブリッド型と両方実施しましたが、リアルな舞台での臨場感や熱量はやはり全然違いました。また、リアルな舞台のものを配信しようと思うと、リアルなイベント開催の1.5倍から2倍のコストがかかります。
そうなると現実的にはワクチンの開発を待つしかないですかね…