中国SMIC、米国サプライヤーが米政府の輸出制限対象だと明かす
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アメリカの5G市場での中国へのひがみだなんて、とんでもない。
もともとHUAWEIに問題があったと言うよりは、「中国企業」であることが問題。その企業に不正の事実が現時点であるかどうかは関係なく、中国の法制上、企業の意志に関係なく政府に協力を求められればいつでも他国の国民や企業に不利な情報提供に応じなければならない義務があるのだから。企業にというよりも、こんな法律を引く国家そのものに問題があるのである。
中国に買収されているか、左派でもない限り、納得の措置。
注目のコメント
半導体については、完成品を輸入できないようにし、先端品も作れないようにするのが、ここもとの報道から窺える方針。
SMICについては、TSMCなどから先端半導体の競争では実質5年近く遅れている状況。おまけにこれは、これまでの装置の制限などがない状態での話。輸入もできず、また先端品を作るための装置を輸入できない状態になれば、一層半導体での競争に劣後する。様々な電子機器の性能は半導体に依存するため、競争力が一気に下がる。
もりちゃんさんがコメントされている、日系企業の今後の輸出と受注について(有難うございます!)、併せて①でのみゅーとさんのコメントなどと併せて気になる。輸出した後での据え付け(ここまでは現在のPO契約に含まれる?)や運用が実質どれだけできるのか。
SMICのプロセスについては、②・③などでコメントしてきた。
①https://newspicks.com/news/5270231
②https://newspicks.com/news/5223095
③https://newspicks.com/news/5102473中国から見れば、(1)反中ではない国家の企業に直接投資をさらに増やしてもらい、物理的に先端品を中国で生産してもらう(2)その間、装置と部材の開発を粛々と進める、という長期戦に持ち込むでしょうね。
中国の友人と話すと、「中国の技術競争力を削ぐため」だとか「中国の”正当な”台頭を阻止したいからだ」とか言われるけど、それは結果的にそうしなければならないだけであって、この規制の目的ではない。
要するに「グローバル企業のビジネス活動に中国政府が関与して、情報提供をさせる」というところに根本的な問題があるということだと思います。
中国のグローバル企業は、「中国政府に情報を提供したことはない」とは言うが、「要請があっても情報提供はしない」と断言できないところが彼らにとって辛いところです。