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グレタさん、再び有力候補 ノーベル各賞発表へ

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    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    地球温暖化問題への意識を高めたことは評価されるべきことだと思っています。ただ、COP25の場などで、彼女に触発された若者が迅速な温暖化対策を求めてシュプレヒコールを上げている様子などを直接見てきた印象としても、彼女の平和賞受賞には違和感しかありません(ノーベル平和賞が、もうなんと言いますか、ナンチャッテな賞になっているのはさておくとして)。

    つい先日読んだジャレド・ダイアモンドらの「コロナ後の世界」でも、ティーンエイジャーとしての活動を評価はしつつも、「気候問題をたった8年半で解決することはできないのであって、8年半で許容できる排出量を超えてしまうと騒ぎ立てることは有効ではない」としています。また、同署の中で私が最も共感を覚えたのは「気候変動を善対悪の枠組みにはめることも避けた方がよい。邪悪な企業を打ち負かすという構図は誤りで、エネルギーは我々を貧困から救い出すこともできる。アジア、アフリカはエネルギーなしでは発展できず、発展過程で温室効果ガス排出は更に増大するが、彼らの発展を妨げるべきではない。世界にもっと安価なクリーンエネルギーを供給できるテクノロジーへの投資にコミットすべき」という部分です。気候変動問題はエネルギーと表裏一体です。エネルギーという究極の生活必需品の話をするということは、誰かを「恥知らず」と非難して解決するような問題ではないということ。なのに善対悪の構図に持ち込めば、分断と対立を作り出してしまい、それは解決から遠ざかってしまうのではないか、と思っています。
    インドから、COP25に参加していた女性は「電気も通っておらず、安全な水もなく、一人当たりGDPが1ドルというインドの貧困層の実態をグレタさんには見てもらいたい」と言っていました。そういう声もあるということです。

    SDGsは多様な課題に目配りするために課題を羅列したのだと思っており、気候変動の「一神教」に陥ることが果たしてよいのか、という問題意識を私は持っていたいと思っています。


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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    環境問題に関するノーベル平和賞というと、地球温暖化を世の中に広く知らしめ、気候変動防止に必要な措置への基盤を築いたとされるアル・ゴア元米国副大統領です。グレタさんが選ばれるとなると、彼が2007年に受賞してから久方振りの、環境関連の平和賞受賞となります。最近の気候変動への意識の高まりをみると、違和感はないですね。

    グレタさんが温暖化問題に対して世界中の関心集めたのは確かですが、彼女は環境問題への取り組みをたたえる賞の受賞を、これ以上必要ないとして拒否したこともあります。新型コロナに関する国際的な動きも注目されていますので、最後までどうなるかわかりません。


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    毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

    国際社会の関心がコロナに集中する中、ノーベル委員会が平和賞を通じてどのような政治メッセージを発するか。華々しい表彰式がコロナで規模を縮小される今年は、環境問題がテーマになる可能は十分あると考えています。ちなみにグレタさんは英国のブックメーカーでは最有力候補の一人ですが、事前予測で定番のオスロ国際平和研究所のリストに名前はありません。


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