店と消費者を幸せでつなぐ男は「ケーキのSaaS」で上場を目指す
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ケーキは繊細なもの。どうやって迅速に送るか、届いた状態をどうやって完璧にするか?これは永遠の課題です。その意味で、「まるごとメロンケーキ」は意表を突かれた「買ってみたいケーキ」でした。これなら揺れて形が崩れることはないでしょう。まさに送ることを前提にした商品設計。ただ、これをメロン、パイナップル、オレンジと展開しても、いずれ飽きられるリスクもある。まるごとメロンケーキはそれなりに大きいので、パーティにはピッタリだが、少人数では余ってしまう。「送ることを前提にした」ケーキの開発がこの会社のチャレンジだと思う。
ケーキは送る側も、受け取る側も幸福度が増す。
その幸福度をマッチングするプラットフォームという思想が素敵。
ケーキは価格より、タイミングと手間(利便性)が大事な商品。
一度使ったらリピート率も高そう。
カテゴリー特化型の通販サイトは、そのカテゴリー独自のニーズと提供価値を見極めて尖らせることが大事だと教えてくれる。生ケーキのEC。
なかなかスケール(地方展開)が難しそうな印象です。
どちらかというと、街のケーキ屋さんにとって、生ケーキの配送の弱さを克服するのなら、UberEatsとの連携のほうがいい気がしますが。
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中小のケーキ・洋菓子店が生き残り施策を打ちにくい主な理由
・ケーキは廃棄ロス率が高く、小型店ではリスクを吸収しにくい
・機械化へのハードルが高く生産効率が低い
・乳製品などの原材料の高騰に影響を受けやすく小売価格へ上乗せしづらい
・来客中心のモデルで商品が繊細なために配送に弱い
「そして注目すべきは、消費者の発想です。いままでは『誕生日だからケーキを買う』という発想でしたが、現在は、もちろんそういったご要望に加え『このケーキを食べたいから理由づけする』という考えが増えています」