【西 和彦】「人脈と情報」の2つを持てば大きな仕事ができる
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自己主張については、自分も同じようなことを言われるのでいろいろ考えます。その強さが西さんの可能性と限界を作ったのでしょう。半導体にしてもすごい先見性といえる一方、タイミングを外したといえなくもない。ほかの人が見えないものが見えるからビジョナリーなんでしょうが、他の人は見えないからわかってもらえない。そんな時は、一旦は負けておくことも必要なんだろうなと思います。相手の懐の深さにもよるのでしょうが。
人脈は重要ですが、給料などと一緒で、y=f(x)のyの方です。
結果だけを求めてもついてこなくて、f(x)の方を頑張る必要があると、
A.T.カーニー時代の尊敬する上司に教わりました。
ではf(x)は何をするべきか?
①自分の実力を高め、仕事の結果を出す
②活動量を増やし、多くの人に自分からアクセスをする
③人を利用しようとするのは絶対ダメ。人に貢献できることを常に探す
特に③が一番大切だと思います。人は人を利用しようとする人からは離れていきます。アスキー創業者・西和彦さんの連載第3回です。
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若い読者は知らないかもしれない。あのマイクロソフトがベンチャー企業だった1970年代後半、創業者のビル・ゲイツとポール・アレンの傍らに、ボードメンバーとして一人の日本人がいたことを。その日本人こそ当時まだ20代だった西和彦氏だ。
しかし、西氏は経営方針の相違からビル・ゲイツと決別し帰国。アスキーを上場させ、出版、ソフトウェア、半導体、通信事業を拡大するが、バブル崩壊とともに経営が悪化し、社長の座を追われることになる。
波乱万丈な「半生」とその「反省」を語り尽くす。(全7回)
■第1回 ビル・ゲイツとの出会いと決裂をすべて話そう
■第2回 ビル・ゲイツに電話「理想のパソコンをつくりたい」
■第3回 「人脈と情報」の2つを持てば、大きな仕事ができる
■第4回 ビル・ゲイツに対抗したくてアスキー社長になった
■第5回 経営悪化の地獄。CSK大川功さんの「奴隷」になる
■第6回 学問の世界に身を置いて、精神の安定を保つ
■第7回 混沌とした時代を生きるには、風と波を感じ取れ