米ディズニー、2万8千人削減 テーマパーク部門
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テーマパーク部門は仕方ない。日本は直営ではなくオリエンタル・ランドとのライセンス契約なので直接の関わりはない。
オペレーションを抱える部隊だから従業員数もいきおい多くなる。それにアメリカの二箇所意外にもパリ、香港、上海とパークも世界展開されているので対象者も膨らむはずだ。
景気が戻ればまたすぐ雇うことになる。ストア、デジタル、コンシューマー・プロダクツ、テレビ、スタジオ部門なども、状況に応じてリストラはよく行われている。
追記:そもそもアメリカの従業員対象のニュースだったんですね!インターナショナルは国ごとにすでに行っているのでしょうけれど。
何にせよ部門ごとのリストラは状況次第で必要に応じて行われています。もっともパーク部門は大部隊だから全体の1/10くらいになり目立ちますね…なお削減される人のうち7割近くはパートタイムのようです。7割がパートタイマーというのに、おっと思いました。日本より比率が低いからです。
TDRの運営会社であるオリエンタルランドの従業員は、社員3411人に対してアルバイトなどの準社員が1万9697人と約85%です。(2019年4月1日時点)。
私はかつてTDRでアルバイトをした経験があるのですが、その当時でも従業員の士気の高さは気圧されるぐらいでした。アメリカ、特にフロリダでそうした従業員を集めるのは簡単ではないでしょうから、正社員比率が上がっているのかもしれません。
在宅勤務が注目されるなかで、広域からアルバイトをごそっと集めるというモデルを続けられるかどうか。これからTDRは多くの課題を解決しなければいけません。注目しています。カリフォルニアのパークはアナハイムの街全体の雇用を担っているといっていいでしょう。
2つのパークは向かい合う形で存在し「ホッパーチケット」で1日に何度も両パークを行き来することが可能でした。
また周辺にある多くのホテル、さらにパークから車で数分の大谷翔平選手が所属するメジャーリーグ・エンジェルスのゲームも無観客になってしまうなど、世界中からやって来るお客がコロナで来なくなってしまった訳です。
ディズニーはフロリダもそうですが、地元に大きな雇用を生み出しています。いずれも訪問したことがありますが、印象に残るのは従業員もお客も障害者を受け入れる視点が強くあったことです。その点で彼らの雇用も失われている可能性があります。
ヒトの流れという点では、カリフォルニアのアナハイムよりフロリダのオーランドの方が国際空港との距離も近く、国内外からの旅行者の移動を考えると、一部稼働していても厳しい状況に変わりないでしょう。
コロナで落ち込んだ雇用をどうするのか、大統領選挙の争点でもあり、きょうのテレビ討論が注目です。