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2年前、発行人(息子)のAG氏が朝日新聞ーNYT提携90周年記念シンポで来日した際の講演で、こんなことを言っていました。
「5年前、シリコンバレーのデジタルメディアの起業家に、NYTを救う方法はバグダッド支局を閉めることだと言われた。私は反対した。大切なのは、『変えてはいけないことは何か』を理解することだ」
NYTの今日の成功の秘訣は、デジタルビジネスへの転換よりも、ときに古くさいと見られる「ジャーナリズムの価値」を守り続けていることの方にあるような気がします。
NYTのDXには学ぶことばかり。
これを牽引した人は必ずしも「若者」ではなかった。
変化に対応する「若さ」とは、年齢のことではないとわかる好例。
一時代を築きました。特にデジタルへの転換、推進は、NYタイムズの歴史に残る偉業だと思います。
競い合う一族の中で、彼を若き後継者として育てた慧眼に「あっぱれ」をあげたいです。今のニューヨーク・タイムズにとって最もふさわしいリーダーの誕生です。2年前、朝日新聞の招待で来日した時、東大で行ったスピーチは短いけれど、とても刺激的でした。日本のメディアもDXを進めようとしていますが、ニューヨーク・タイムズの進化には目を見張るばかりです。コロナ感染者を手書きのファクスで処理している保健所のような存在が日本の新聞です。昨年の米大統領選以降、NYTは電子版が伸びて購読者が計350万以上まで増えました。遠いところであっても、希望の目標ができたことは、日本の新聞にはありがたいです。
新聞メディアに詳しくはないですが、NYTのデジタルビジネスの成功から日本の新聞社が学ぶことはそんなに無いんじゃないかという気がします。英語の新聞と日本語の新聞ではリーチ出来るマーケットが圧倒的に違いますし、日本の新聞社の重要顧客である高齢者がデジタル化を求めているとはあまり思えない。もちろん打ち手の一つであることは間違いないですが、「最も重要な課題=デジタル化」ではないのでは。

(上手く行っているのか知りませんが)日経新聞がFTを買収した様に世界的ブランドを取り込むこととか、東南アジアのメディア需要をターゲットにするとか、国内で合従連衡するとかの打ち手があると思いますが、それらの実現のためにもデジタル化は必要なピースなのである、というストーリーであれば、納得感はあります。
40歳の息子さんが後を継がれるそう。若返りで、NYタイムズも大きく変わっていくことになるかもしれませんね。楽しみですね。
親父より進行が早い?