【山口 周】「No Normal時代」の組織マネジメント“3つの条件”
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注目のコメント
「No Normal」、まさにですね。
私もずっとNew Normalという言葉に違和感があります。また同調圧力ならぬ同“質”圧力かけてくるよ、と思っていました。
アインシュタインの「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」ですし、「これはこういうもの」という思考停止状態からは脱したいものです。
私の通っていた中学校は少し変わっていたので「制服って必要なんだっけ?」という声が生徒から上がった際に、生徒会主導で「制服でも私服でも好きな方を選んでよい」という期間を設けた上で、全校生徒でディスカッション&投票を行い、結局制服を継続させたことがありました。この時に私たちの中にあったのは、規則だから、とか、これまでもこうだったから、ではなく、「意義」「メリット」「明確な理由」を“自分たちの頭で”考えたいし、実際にやってみて判断したい、でした。
本記事の中にもあるように、「なぜ毎日出勤するのか」→「決まり事だから」といった思考ではなく、目的は「より効率的に仕事をすること」なので、それを最も実現出来るやり方を、個々人が選べば良いんですよね、なので一律リモートでもないと思っています。
個々人で働き方が異なってくる中で、高品質なアウトプットを出し続けるための仕組みとして、アウトプットベースでの評価制度は必須になってくる、と思います。この記事では「タスク管理型」か「アウトプット管理型」か、の論調ですが、実際アウトプット管理型で動いているコンサルファームの人間としては、タスク管理とアウトプット管理は密に連動していると思っています。特にリモートを活用するメンバーと働く場合、「ゴール(目的)を示し(アウトプット管理型)」→「仕事の全体像から一部を切り出し、各メンバーにピースとして割り振り(タスク管理型)」→適切なフィードバックをしながら「メンバーの自走を促す(アウトプット管理型)」という流れです。
個々人の個性に合った働き方を実現するために、いち早く日系企業のプロセス型評価からタスク型・アウトプット型評価への変革を、と思います。「これからの働き方に“ニューノーマル”はない」
そう語る山口周さんに、新しい組織マネジメントの条件を伺いました。
・なぜニューノーマルではなく、“No normal”なのか
・Facebookがリモートワークに移行した理由
・“No Normal時代”の組織に求められる「コンセプトドリブン」
・「タスク管理型」から「アウトプット管理型」へ
・テクノロジーを武器にどこまで活用できるか
など、これからの組織づくりのヒントを探している方に読んで欲しい内容になっています。
また、10/15(木)、KEY NOTEに山口周さんをお招きし、新時代の「人材マネジメント」をテーマにオンラインイベントを開催します。
https://newspicks.com/news/5180493/body/?ref=search
コロナ禍で変わる働き方、テクノロジーを通じた組織開発や人材育成・活用について、少しでも興味のある方は是非ご参加お待ちしております。
記事中、文末の申し込みフォームから応募ができますので、是非お気軽にご応募ください!「マネジャーの現場情報の量が激減する」ことを認識するのはとても大切と思います。ただ、実際には「情報を得る機会が激減」するだけで、機会があっても情報を取ってないマネジャーは数多くいます。危機感を持つことで、かえって現場の情報に敏感になることができればプラスではないでしょうか。