欧州でコロナ感染第2波、仏やスペインで制限再導入 英も検討
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ミラノで生活してますが、なぜイタリア、ミラノが他の欧州主要都市より感染少ないかは説明できません。ソーシャルディスタンスの意識も薄れてきているし、今日からはミラノファッションウィークも始まります。デジタルだけでなく、入場制限あるものの、これまで通りのショーもあります。
明確な他国との違いはフランスやスペイン等欧州諸国が日本人等の入国時に14日間の自宅待機を解除した一方で、イタリアはこれまで1度もそれを解除していません。
それが少しは抑止になっているのかもしれないけど、時間の問題できっと広まって来るのだろうな。気をつけます。
注目のコメント
人種、文化、習慣など様々な点が異なりますので単純比較はできませんが、同様に大きな第1波を経験したニューヨークは、今のところ大きな第2波なく経過しています。
その相違点の一つとして、未だ店内飲食を許可していないという点が挙げられるのでは、と思います。
これは、「店内飲食が悪だ」という単純な話ではなく、日本的に言えば、換気の悪い「三密」をいかに避けられているかという点に大きく依存すると考えられます。
同様に、感染者が増えてきた際には「酒が悪い」「バーが悪い」ではなく、エアロゾルの発生する(すなわち大声をあげたり、歌を歌ったりする)ような「三密」環境をいかにして減らせるか、という点が大切です。その実現のために、イベント制限など各国で異なるアプローチをしているのだと思います。人口あたりで基準化した新規感染者数ですが、フランスはまだ増加貴重ですが、スペインはピークアウトしたきらいがあります。イタリアも、また英国もそれほど増えていません。
あれだけ批判を受けたスウェーデンは、むしろ収束しています。
人口あたりで基準化した死者数については、各国とも春先の第一波と比べようがないほど少ない。
重症化を回避しながら経済を回すという基本に変わりはありません。感染を防いでも貧困や絶望を招いては意味がない。
飲食に関しても、文化人類学的側面がありますし、報道で確認できる限り、屋外でスペースを取るなどの工夫もしているようです。過剰な反応こそ、忌避されるべきです。フランス、イギリス、スペインなどで感染の再拡大がみられています。
レムデシビルやデキサメタゾンなど重症化率や死亡率を低下させる薬剤がわかってきてはいますが、感染者が短期間で極端に増えれば集中治療室がキャパオーバーになるという現象は相変わらずみられており、この感染症の怖さは全く油断できるものではありません。