[ソウル 2日 ロイター] - 米国を拠点とする北朝鮮の研究サイト「38ノース」は、北朝鮮が大規模軍事パレードのための練習を行っている可能性があるとの見方を示した。
38ノースが分析した衛星写真によると、平壌近郊の美林(ミリム)の訓練場で8月31日、兵士と車両の列が確認された。
38ノースは「北朝鮮は10月10日の朝鮮労働党創建75周年の記念日に大規模軍事パレードを実施すると予想されている」とし、「衛星写真はリハーサルが行われていることを示す最初の証拠だ」と説明した。
[ソウル 2日 ロイター] - 米国を拠点とする北朝鮮の研究サイト「38ノース」は、北朝鮮が大規模軍事パレードのための練習を行っている可能性があるとの見方を示した。
38ノースが分析した衛星写真によると、平壌近郊の美林(ミリム)の訓練場で8月31日、兵士と車両の列が確認された。
38ノースは「北朝鮮は10月10日の朝鮮労働党創建75周年の記念日に大規模軍事パレードを実施すると予想されている」とし、「衛星写真はリハーサルが行われていることを示す最初の証拠だ」と説明した。
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気になるのは新型弾道ミサイルが登場するかどうか。しかし38ノースの公開した衛星画像を見るにミリムには軍用車両を収容できる馬鹿でかいハンガーが建設されており、ミサイル発射装置がパレードに加わっているか否かはまだ明らかでないようです。
軍事パレードは、部隊の威容と能力をを示すものですが、問題は誰に示すのかです。北朝鮮は、8月19日に開催した党大会において、国家経済発展5ヵ年計画の目標を達成できなかったと報告されたばかりです。経済が悪くなれば社会に不満が溜まります。権威主義国家の政治指導者は、経済状況が悪化すれば、ナショナリズムに頼る以外に権威を保つことができないと考えがちです。
さらに、軍事パレードだけでなく、国内のナショナリズムを煽るために、北朝鮮は軍事的挑発行動をとるかもしれません。北朝鮮の軍事行動には、引き続き注意が必要です。
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