2020/9/2

【中国人に聞いた】アリペイは今、「ここまで」進化した

NewsPicks編集部 記者
8月25日に上場申請をし、「世界最大のユニコーン企業」と言われている中国のアント・グループ──。
中国Eコマース最大手のアリババグループの金融子会社でありながら、その企業価値は15兆円を超えるとみられ、今後の上場によって「アント・グループ」は、アリババからの独立性をさらに増すだろう。
アント・グループが展開する最大の事業は、スマホアプリの「アリペイ(Alipay)」。日本の小売店舗でもステッカーをよく見かけるが、日本人が日本から利用しようとすると、機能の大部分が制限されてしまい、アプリのスゴさを理解しにくい。
しかし、中国では「アプリでできることは、ほぼ何でもできる」と言われるほど、アリペイは進化を遂げている。
今や、決済だけでなく、資産運用や社会保障、身分証明にまで使われている。
今回、NewsPicks編集部は、アリペイを使い倒している4人の中国人と1人の元留学生に、アリペイが現地でどう活用されているのかを聞いた。
日本からはなかなか見えてこない「スーパーアプリ」と化したアリペイの活用法を座談会形式でお届けする。