[ソウル 25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は25日、3─4年以内に容量が50%拡大したEV電池の大量生産が可能になることを示唆した。

同CEOはツイッターに「エネルギー密度が400Wh/Kg、かつサイクル寿命が長い電池の大量生産は、そう遠くない。おそらく3─4年だ」と投稿した。

9月22日に開催される電池関連のイベントでテスラは、バッテリー性能の向上策を発表するとみられている。

研究者らによると、パナソニック<6752.T>がテスラのEV「モデル3」向けに生産しているリチウムイオン電池「2170」のエネルギー密度は260Wh/Kg程度で、50%拡大すれば400Wh/Kgとなる。

マスク氏は昨年、電動航空機の飛行にはエネルギー密度を400Wh/Kg以上に改善する必要があるとし、5年以内に達成する可能性があると述べていた。

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