2020/8/23

【座談会】学費600万円、全てオンラインはアリなのか?

NewsPicks 金融ジャーナリスト
せっかく海外に留学したのに、その恩恵を全く受けられない。新型コロナウイルスの感染拡大で、留学の意義が問われている。
対面でのコミュニケーションが制限されることでオンライン授業が主流となり、異文化での生活や、世界中から集まった同世代の学生との交流が激減してしまっているのだ。
刺激的な体験が得られるはずだった留学生活は、自宅でPCと向き合う日々に変わってしまった。
米国の一流大学に留学する日本人学生たちは、今どんな大学生活を過ごしているのか。現役の学生5名に話を聞いてみた。
※学年は全てこれから始まる新学期時点
三浦 真理子(仮名 ペンシルベニア大学4年生)
小宮 貫太郎(デポー大学4年生)
廣瀬 友樹(仮名 カリフォルニア大学バークレー校 ハース・スクール・オブ・ビジネス 2年生)
成松 紀佳(ミネルバ大学2年生)
高塚 恒平(ハーバード・ビジネススクール2年生)

寮を追い出され「家探し」

──米国は新型コロナウイルスの感染者数が世界最大で不安な日々を送られているのではないでしょうか。
三浦 ペンシルベニア大では、春休み中の3月に学校から「休み明けからはキャンパスで授業をしない」と急にメールが来ました。