ワールドが希望退職者200人を募集、オゾックやアクアガールなど5ブランドが事業終了へ
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ワールドのアクアガール・オゾックなのみならず、セシルマックビーなど一世を風靡したブランドの撤退・縮小のニュースに触れて、寂しさで一杯です。戦後の混乱期から立ち上がった日本人は、和服を脱いで、洋服に変え、独自の日本発ファッションを小さな会社が中心となり、そして、その中の何社かは大きくなり、日本のファッション界を育ててきました。グローバル化の時代に日本文化の多様性の表現でもあったように思います。
コロナが猛威を奮い、経済持続化のために財政が痛み、少子高齢化が待ったなしの日本は、これからどんな色の世界になって行くのでしょうか。ファッションだけは、楽しくてカラフルで元気が出るものでいて欲しい。そして、着ているもので人々を元気づけ応援してほしい、そういう服がいつでも手軽に手に入る時代が続いてほしい、そう思っています
注目のコメント
衝撃のニュース。これはワールドさんにとっては単なる5ブランドの撤退以上の意味を持つ決断にみえます
もともと卸だった会社を百貨店系の中では先駆けてSPA化を進めましたが、最初の成功例がOZOC。この成功によっていわゆるQR(quick response)の仕組みが出来上がり、INDIVIやUNTITLEなどの百貨店ブランドに繋がりました
その後、comme sa ismが郊外型SCへの展開で成功したものを受けて開発した郊外型ブランドの先駆けがHUSH HUSHですし、BEAMSやUAなどの台頭にあわせて開発したセレクト系業態の先駆けがaqua girl、タケオキクチのショップTKとともに雑貨業態の先駆けが3can4onという位置づけという理解です
いわば、業態展開を象徴するようなブランドをこぞって撤退する感じの選択で、単なる収益改善以上に、過去との決別という意思表示を感じますが考え過ぎでしょうか10年前の各社の稼ぎ頭だったブランドが軒並み終了という残念なニュース。しかし我々起業家が注目したいこととしては、マーケットが空いてくるため、スタートアップにはラッキー過ぎる展開ということ。アパレルD2Cの参入者たちにはチャンスが広がりますね。