予備費1兆円超、7日に決定 政府、コロナ対策で支出
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やはり、今の政治の形はおかしいです。憲法に定められた国会の招集を無視して、憲法に定められた予算の国会承認を空洞化させて、10兆円の予備費を閣議決定だけで随時支出していく。巣ごもり、雲隠れと言われ、安倍首相の心身の状態について憶測が飛ぶのも（政権は強く全面否定）仕方がないような状況です。東日本大震災の時のドタバタ劇は、民主党政権の不慣れなところによるものだと認識していましたが、コロナ禍のこの政権の惨状をみると、戦前から連綿と続く日本の政治の危機管理能力の欠落を思わざるを得ません。指導者は無能で、庶民の現場力で乗り切ってきたのが日本の近代史でもあります。
予備費のうち1.2兆円を支出するとのこと。
https://newspicks.com/news/5125841
持続化給付金に9000億円、生活苦の世帯が最大20万円を無利子で借りられる緊急小口資金に2000億円、検疫強化に200億～300億円という。
第２次補正予算までに計上していた予算枠を超えて支出することが必要となった費目に充当するという形で、今回は予備費で新規施策を実施するということではないようだ。国会を開かないのはけしからん、という声も多いが、今の野党と議論しても数の力で押し切られ、時間と税金の無駄。そればかりか、内閣と閣僚が疲弊し、害悪しかないだろう。このような国難においても、挙党一致で事に当れない日本の政治を憂慮する。明日食うにも困っている人がいる中であり、閣議決定でパッパと補助金を配ったほうが良い。
一方で、尖閣は緊張感が増している。中韓と仲良しの野党議員さん、暇なら尖閣で交渉でもどうぞ。
