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2020年6月にはゲーム大手のネットイース(網易)やEC国内第2位のJDドットコム(京東)、2019年末にはECトップのアリババなど近年は中国大手IT企業の香港上場の動きが目立っております。
そして、中国企業がアメリカではなく国内で上場するケースが増えている背景は米中の緊張の高まりによって、米株式市場へ上場するリスクが高まっているためです。
また、最近話題となった中国の大手コーヒーチェーン「ラッキンコーヒー」が不正会計でNASDAQ上場が廃止になった事件もこのトレンドに拍車をかけることでしょう。
中国企業への不信感が高まり、米国上場の基準が厳しくなると予想されております。アリババやネットイース(ゲーム)、JD.com(EC)など、中国のテック大手が香港市場に回帰するケースが増えています。
そんな中、先週から導入されたのが「ハンセン・テクノロジー指数」。日本人でも聞いたことがある中国のテック銘柄が30社集められています。
なぜ今、有力テックの香港上場が増えているのか。この指数の注目ポイントとは。図版付きで解説します。米中冷戦の高まりにより中国有力企業が国内上場回帰を見せている。一方で中国の従来銘柄は全般に出遅れが多くアメリカら各国に比して指数が悪い。そこで見栄えがするテックセクタのみの中国版NASDAQインデックスを作った。当然よいとこだけ切り取ったので美しい右肩上がりになっている。
中国テックの存在感の近年の大きさを鑑みて妥当な動きとも、これからもアメリカに締め上げられ地政学ボラをまともに受けうるセクタゆえ機関投資家の本格出動は見込み難いので実質的な意味はあまりないとも両方いえましょう。