関東甲信と東海が梅雨明け いずれも平年より11日、昨年より8日遅く
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注目のコメント
コロナの弱さは湿度と弱い相関があるという論文を読んだ後の希望は、ほぼ、ついえておりますが、
コロナは太陽の直射日光の下で消滅が早いという研究結果には期待を寄せております!
太陽が太陽(コロナ)をやっつける…?
ただ、マスクをつけての熱中症に注意しないとですね。梅雨前線はまだ本州付近に弱まりながらも残っている状態なのですが、実態として天気をあまり崩していないことを考慮して「梅雨明け」としたものとみられます。東海では2009年以来、関東では2007年以来の遅い梅雨明けとなりました。
ここで8月になって台風が立て続けに発生しましたが、南の海で台風など積乱雲の活動が活発になると、緯度が北側の地方ではその分の下降気流が入るため高気圧に覆われて夏らしい天気となります。特に台風4号が東シナ海を北上する過程で太平洋高気圧も勢力を増す見込みで、このタイミングで残る東北や北陸でも梅雨明けとなるかもしれません(ただし東北北部では10日ごろにかけて再び前線の影響を受けやすく、梅雨明けがさらに遅れる可能性もあります)。
7月は北海道の一部を除いてほぼ全国的に日照時間が短く、すでに夏野菜の高騰など生活にも影響が出始めています。気温はさほど低くはなかったので、イネの生育には大きな影響はないとみています。今後は関東から西の地方では夏らしい天候が続く見込みで、夏野菜の高騰も一服となるかもしれません。
夏らしい天気で心配なのが熱中症です。毎年およそ1000人ほどの死者を出しており、今までの日本のコロナによる死者とほぼ同じ規模です。高齢者を中心に、暑い天気なのに暑さを感じないからといってエアコンをかけず、水分摂取も不足して熱中症になる例が後を絶ちません。今年は外で運動中にマスクをしていることによるリスクもありますから、例年以上に水分補給には気を付け、また主観ではなく環境省の提供する「暑さ指数」に基づいて適切にエアコンを使用するようにしてください。熱中症もコロナと同じくらい恐れるべき症状で、油断大敵です。