Q. コロナ禍における広告単価の減少幅は何パーセント?
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広告単価が30%前後も落ちてます。グノシーに至っては48%も下落。健康食品と美容カテゴリが大きくシェアを落としてます。
寡占されているさマス広告と違ってネット広告は景気が回復すれば戻ってくる確証はなく、景気の波によって媒体シェアは大きく変わります。ユーザーの動向が変わってしまうためです。
もちろんネット全体としては減ることはありませんが個別メディアは今回のコロナで爆風を受けたまま戻ってこないものも多数あるはずいつもながらさすがの分析。コロナでメディア接触が増えている一方で、広告主側の出稿意欲が下がり、広告単価が20〜30%減っている、というのは感覚とも合う数字
意外だったのは広告主の構成の変化で、外出が減り美容が減るのはわかるとして、もう一方で市場を牽引した健食が減っていること。ステイホームや健康意識の高まりで伸びてもおかしくないので、記事にもある出稿ガイドラインの変更の影響が大きいのかもしれません。さらに先日は広告表示をめぐって、広告主の「ステラ漢方」の担当者が逮捕されたというのが業界でも衝撃的だったと聞いているので、さらなる冷え込みがあるかもしれませんね
https://newspicks.com/news/5086388今日の記事では、コロナウイルスが広告ビジネスに与える影響の中でも、これまでの記事で見てきたような広告売上だけではなく、さらに踏み込んで広告単価まで詳しく分析してみました。
過去の記事をご覧頂いた方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、コロナウイルスの影響で、広告ビジネスにおいては前年同期比で-20%から-30%程度、売上にダメージがあることが判っています。
一方で、コロナウイルスによってメディア接触時間が増えているケースが多く、多くのメディア企業において、ユーザー数やページビュー数は増加傾向にあるにも関わらず、広告単価、つまりユーザーあたりの売上やページビュー単価が落ちて、広告売上が全体として落ち込むという傾向にある、というのが一般的です。
だとすると、実際に広告単価がどの程度落ちているのか、知りたくなりますよね。
ということで、この記事では、グノシー、GameWith、UUUMという三社のデータを用いて広告単価の落ち込みを具体的に分析してみました。