iPhone生産、台湾勢独占に幕 中国企業が来年…(写真=AP)
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Foxconnがまだまだ圧倒的なシェアを占めるものの、Luxshareのように中国の補助金でブーストがかかった会社とはまともな競争は難しい。そもそも受託製造自体の利益はそこまで取れず、2%以下ともいわれる中で、価格競争になれば、自然、赤字になるのは目に見えている。Foxconnの場合はこれまでモジュールレベルでも自社で作れるポーションを増やしながら、利幅を確保しようとしてきたところがある。それがInnoluxだったり、Sharpだったり、GISだったりAvaryだったりする。こうした傘下のモジュールでも参入を図り、モジュール部品の比率を上げていく戦略だった。
それに対して、Luxshareは単純にイヤフォンというコスト競争の激しいところでこれまでAppleと一緒にやってきたところが脅威ではあろう。組立のノウハウはWistronを買うことで手に入れられるわけなので、あとはどれくらい投資して、規模を拡大していくか、という話になる。そこで価格競争が起きたときに、Wistronだけでなく、Pegartonもどれくらい戦えるのか、というのは気になるところである。自社単独の力で参入したというより、Wistronの一部の買収での参入。Appleにとっても米中摩擦が深刻化しその狭間に台湾がいるなかで、Hon Haiなど工場運営は中国でも資本としては台湾の企業以外に、資本から中国である企業も採用することによるリスクヘッジのように思う。
ただ買収や技術提携、そしてそこへの地方政府からの資金供給などで様々なテック産業でシェアを上げてきた歴史もある。歴史は繰り返すか。appleは中国での売上が2割程度ある.
更に,中国本土でも生産という事だが,正直,リスクが高まる要因だと思う.
いつ中国政府から(若しくは米国政府から)標的にされてもおかしくない.