2020/8/22

【クリスプ 社長】外食産業に100年に1度のチャンスがやってきた

宮野 浩史
CRISP SALAD WORKS / カチリ President
ニューヨークの街角にあるようなオシャレな内装。フレンドリーな接客。そしてサラダの概念を覆すかのような、自分好みにオーダーできる主食としてのサラダ。「クリスプ・サラダワークス」は2017年のオープン以来、熱狂的なファンを増やしながら規模を拡大してきた。

さらに完全キャッシュレスの店舗を実現したり、外食産業一般で利用可能なシステムの販売をしたりと、「飲食×テクノロジー」の領域にもチャレンジしている。

そのクリスプ・サラダワークスの社長が宮野浩史氏だ。情熱と行動力で飲食の世界を広げる宮野氏の「仕事の哲学」をお届けする。(全7回)

経営者という働き方しかできない

「経営者になるのは、経営者になりたい人ではない。サラリーマンになれない人だ」
こんな言葉をどこかで読んだとき、自分のことを言い当てられたのかと思いました。
経営者であるということは、実はそれほど楽しいことではありません。でも、ほかの生き方ができない。だから辛いけれど、経営者をするしかないのです。
僕が何をモチベーションにして働いているかといえば、少なくともお金ではありません。