合唱は最も危険な行為? 聖歌隊の集団感染で歌唱は今も禁止 独
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6月5日にWHOがマスクを『感染流行地域では推奨』と発表しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200606/k10012460641000.html
6月1日のLancetに発表された報告では、新型コロナウイルス(SARS-Cov2)、SARS、MERSの感染防御に関して、物理的距離が1m以上の場合は、1m未満の場合と比較して0.18倍、マスクの使用は感染リスクを0.15倍にするという結果などを受けてのものと思われます。
Chu DK, et al. Physical distancing, face masks, and eye protection to prevent person-to-person transmission of SARS-CoV-2 and COVID-19: a systematic review and meta-analysis. The Lancet 2020.
今回の検討結果は、”2019年に英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された研究論文によると、30秒間「アー」と発声し続ける間に生成される感染性微粒子の数は、30秒間せきをし続ける場合の2倍だという。”
という結果からのもので、聖歌隊で拡大した感染に注目したようです。
『どういった行為が飛沫を拡散させやすいか?』
というテーマに関して、これから検討されていくでしょう。
なお、室内環境におけるウイルス飛沫感染に関し、新しく発表されたスーパーコンピュータ『富嶽』による研究が始まることになっています。
riken.jp/pr/news/2020/20200424_1/index.html
飛沫感染がどのように広がるかは、今後さらに研究が進みそうです。本筋とは関係ないけど、飛沫感染という現象を突き詰めると、合唱だけではなく、今まで会話とか、肩組んで歌を歌うとか、大声で応援するとか、それこそ、大声で喧嘩し合うとかも、ある意味互いの保有している菌を知らずに交換し合ってたってことだよね。これもう擬似ディープキスと同じ。コミュニケーションの本質とは菌の交換と拡散なんです。