ファーウェイ、英に研究拠点=5G参入で攻勢強める
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中国共産党はファーウェイなどを利用して、巨大な経済的影響力を武器に、欧米諸国の情報通信ネットワーク関連ビジネスに浸透し、現在のネットワークを中国が掌握しようとしています。欧米諸国の多くが中国製の5G関連装備を導入すれば、中国の意に背く言動がとりにくくなります。また、ネットワークを中心とした今後のビジネスの根幹を中国が握ることになります。
一方の英国は、最近になって、中国製5G装備を導入することの危険性を主張し始めました。香港における中国共産党の振る舞いが英国の我慢を超えたのも理由の一つでしょう。香港問題は、自由、人権、民主主義といった、価値やイデオロギーを対立軸としており、英国が香港問題等を取り上げると、中国との対立は落としどころの無いものとなる可能性があります。記事が言うとおり、英国はファーウェイ排除の方向に動いており、中国に対する英国の態度が強まれば、中国がネットワークを掌握するという野望の達成が難しくなるでしょう。ケンブリッジ大学の工学系は半分近くを中国系が独占していて、財政的にも中国を無視できない状況です。そういう意味で、ケンブリッジに1300億円を「撒餌」に出すのは、一つの戦略ではあるのですが、果たしてファイブ・アイズの鉄の結束を崩すことができるのか。桁が2つくらい違うのではないですかねぇ。布石としてはいいですけど。So what?