米 1日の感染者数が最多 経済活動再開を見直す州も 新型コロナ
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これ以上の感染者数の増加を抑えるには、人の動きを止めるしかないことは明らかですが、世間の風潮がそれを許してくれないというところもあるでしょう。
結果論ですが、多くの州がこのパンデミックへの準備ができていたとは言い難く、むしろ準備ができていなかったことの裏返しと言えます。
残念ながら、このまま第二波を迎えることなく、第一波が延々と続いていくのかもしれません。試算が示すのは、これでもまだ感染者は全人口の10%にも満たないというものです。
東京も対岸の火事ではありません。東京は「こんなにひどくないのだから何もしなくていい」ではなく、「色々やっているから今のところひどくなっていない」という逆の視点を持つ必要があります。それこそが有効なワクチンや治療法ができるまでの"new normal"です。25日の感染者数は4万人越え。週ごとに見ると、カリフォルニアとテキサスが5500人ずつ、フロリダが5000人。あとアリゾナが3000人で続いている。なお、ピーク時のニューヨークは1万人超えていた。
死者数も急増しているが、これはニュージャージーで過去数値の修正などがあったように見え、全体としてはまだ立ち上がってはいない。言いたくないけどデモと再始動の影響が如実…
カリフォルニア州知事ニューサムの会見で記者が「トランプがマスクしてないからみんなマスクしてないのでは？」という質問に「皆さん、コロナはpoliticsではなく、scienceですからDr. ファウチを見習うようにしてください」と言っていたのが印象的だった。大統領が本当に漫画みたいなやつだと、周りのまともな人たちは本当に苦労する。
デモの影響だけではない。6月に入り、リオープニングが進んできていた。レストランも外に席を作って…とあれこれ工夫してるのだが、もはや、コロナはどこかに行ったかのごとき振る舞いの人たちは多くて友達同士で飲み会とか平気でやってる人たちがいるわけですよ。そりゃ、感染も拡大しますよね…マスクしてない人もちらほら見かける。
真面目にstay homeを続けるしかないものの、そうした真面目な人たちが最大級に被害を被り続けるのも皮肉な話です。
