コロナ不況下、株主総会ピーク 700社、来場自粛で感染対応
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日本では、株主総会のお土産の効果は意外と大きいと聞いたことがあります。
今回お土産をなくしたことで、来場自粛を促すまでもなく「ならいいや」となった個人投資家がどの程度いるのか、気になります…。本来は、株主総会の集中化は望ましくないし、先行研究でも分散化が徐々に起きている動きが報告されていました。というも、投資家の参加機会や提案機会が失われないからです。
2020年は、決算そもそもできないなどから延期やリスケが多々あったので仕方ないものの、来年以降は分散化がされてくるか注目されています。今回は緊急避難的に、抽選などによって席数を絞り込んでの物理的参加なども行われているようですが、議決権の行使や株主提案の受付などのほか、広くIRのやり方も含め、テクノロジーを十分に活用する取り組みと、それを支える法制面を中心とした環境整備が、真剣に検討されないと、来年以降は厳しいことになると思う。