無印良品、BOTANISTが支持される理由は「ブランディングが9割」
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無印良品やBOTANISTは、ブランディングというよりは、ブランドの信念やコンセプトが伝わるデザインだったからこそ成功できたと思います。そしてブランディングというものは、こだわりすぎても良くないですし、普通に見えても良くないので、難しいところがありますが、ブランディングの様々な要素の中でもコンセプトとデザインを大事にするブランドは今の時代に支持されやすいと思います。
専門的に勉強したことはないのですが、ブランドビジネスに関わった経験で言うと、優れたブランドは「世界観」や「価値観」にこだわって作り上げられているように思います。これはアリだけどこれはナシ、と言うものを明確に持って存在する。で、いい感じでちょっとずつ、お客様とマーケットを裏切っていく。
で、おそらく、前述の世界観や価値観は、店頭やWebで目にされる部分だけでなくて、仕事の進め方や働く人、組織文化においても一貫して横たわっている、と。長く愛され続ける「ブランド」はその辺の「一貫性」もあるのではないかと思っています。昨年パネルでモデレーターをさせていただいた時に、よいブランド作りをされているなぁと思ったのがボタニストでした。ブランド規定などを明文化はされていないけれど、ボタニストのクリエイティブ責任者の方がきちんと統一感を持ってブランドを考えていらっしゃるのがよくわかったことが印象的です。