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羽生善治九段に聞く、AIの将棋界への影響と人間が使いこなす方法

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注目のコメント

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    AI企業 旅する魔法使い

    羽生さんが、将棋プロというよりAIの専門家として、記者の質問に答えている。
    最新ソフトのアルゴリズムから、その課題や人間の創造性まで、現場感のあるご発言は必見。

    =抜粋=
    「アルファゼロ」は、人間の考え方がいっさい入っていないAIなんです。これまでのソフトは過去の人間の膨大な棋譜(※)をビッグデータとして読み込ませることでつくられてきました。しかしアルファゼロでは、基本的なルールを教えただけで、人間の棋譜や指し手はまったく教えていません。そのうえで、ひたすら自己対局を繰り返して、勝つ可能性の高い手を自力で学んでいきます。つまり、AI自身によってゲームが展開されているのです。だから、発想が人間とまったく異なってくることは当然です(※対局時における棋士の指し手の記録)。

    局面を限定すると、AIは過小な評価を下すことがよくあります。その評価に無条件に従っていると、その先にある可能性を早々に捨ててしまうことになります。もしかしたら、その20手先ではプラスに働くかもしれない。その可能性を信じて続けられるかどうかが、人間の創造性であり、個性にもなるのだと思います。研究者の方にお聞きしたところ、AIにランダムな要素を学習させても、「人間的」「独創的」な手は指せないそうです。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    とても面白い。
    機械の進化やそことの人間の関わりについて、将棋や囲碁とコンピューター、そして棋士の方の本を結構読んでいる。将棋や囲碁は、アマとプロでは圧倒的な差があり、また機械が勝つのはずっと難しいと言われていたが、ここ10年で完全に状況が変わった。一方でゲームとしては、「完全情報」と言われ、相手が何を持っているのかは完全にオープンで、その観点での推測はいらないタイプ。完全情報ではないゲームゆえに、人間の感情などが意思決定を時に増幅するようなゲームでどれだけ対応できるかが次の論点だと思っている。
    あとは、最後に羽生さんが述べられているように、人間の脳の効率は極めて高い。コンピューターが人間と伍すためにどれだけ電力を消費しているか…その意味ではF1で様々なレギュレーションが進化していったように、コンピュータ将棋や囲碁に関しても、電力やどれだけの学習を事前に許容するかといったレギュレーションの整備も起こるかもしれない。


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    三菱総合研究所 執行役員兼研究理事 生成AIラボセンター長

    羽生先生のAI理解度の深さに感銘しました。
    どの発言もこのようにAIを語りたいと感じいりました。

    |現状のAIに倫理観はありませんが、一方で、人間には
    |絶対的な倫理観があるのかといわれると、答えに詰まる
    |ところです。人によっても考え方が違いますし、そもそ
    |も倫理自体に形而上学的な側面があるからです。AIの
    |登場によって、人間の本質的な部分への問いかけがもた
    |らされているのではないかと感じますね。


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