SOMPO、米データ大手パランティアに540億円出資
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損害保険会社は実はリアルタイムデータをあまり持っておらず、データ分析力強化が必要なため、政策保有株の削減で得たお金の代替投資先として本件には意味がありそう。しかし、介護関連で実際収益に響くものがどれだけあるのか私にはピンとこないので、会社の構想を詳しく知りたいです。きめ細かい服薬管理（適切な時間にちゃんと入眠剤を飲んでもらうなど）が一番良さそうかな。介護関連のデータ管理はニーズが高く、介護施設の開発業者、介護機器メーカーなどを巻き込んで賑やかになりそうです。本命はウェアラブルと思いますが。
SOMPOは介護や高齢者向けサービス分野のデータプラットフォーマーを目指すということですね。日本企業にとって540億円の出資は簡単に判断できるものではありません。現場の実情に合わせて生産性をあげるソリューションを作れれば1000億円程度の売上は絶対にいくということでしょう。成功事例ができてデータ業界がより一層もりあがると期待しています。
"現場のデータとパランティアの解析技術を組み合わせることで、たとえば、前日の様子を入力すると自動的に効果的なケアを助言するなどの仕組みを作ることも可能になる。SOMPOではこの仕組みを他社でも使えるプラットフォーム（基盤）のような形で展開することを目指す。"SOMPO、攻めてますね。パランティアのデータ解析を事業の根幹に据えていく考えなのでしょう。
すでに共同出資会社があるのに、さらに本体へ出資するというのは、かなり踏み込んでいます。要は、もしパランティアがコケれば、経営責任を厳しく問われることになります。裏を返せば、共同出資会社は前哨戦で、この出資こそが最大の狙いだったのかもしれません。
SOMPOとパランティアの取り組みは、NPが継続的に追いかけています。続報に注目しています。
