持続化給付金「再々々々委託」 政府も全容把握できず
時事ドットコム
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電通の立場に立てば、それだけ霞が関に頼りにされていたということになります。全国規模の事業をワンストップで依頼できるのは、電通やリクルートだったというのは一定の理解はできます。また、政府からの委託事業は、あまり利益が出ないというのもよく言われていることです。今起きている批判は、電通やリクルートには不本意であり、不満もあると思います。ただ、やはり丸投げの連鎖は、いかにも旧態依然であり、淀みが出やすい仕組みであるのは確かです。ブロックチェーンの時代に、20世紀の最後にあったゼネコン汚職や総会屋事件を見せられたような感覚にとらわれます。DXが一番必要なのは霞が関だということがよくわかりました。
契約実務の現場では、「再々々々委託」という表現は使いません。通常は、一次委託(一次請け)、二次委託(二次請け=一次下請け)のように数字を入れた表現とします。
このため、「再々々々委託」などという表現は、話題作り(というかネタ?)か、さもなければ、記者が現場のことを知らないかのいずれかでしょう。
ちなみに、以前から気になっていましたが、支給の遅れについては、少なくとも弊所が把握している限りは、滅多に聞いたことがありません。書類に不備がない限り、申請の翌日から起算して概ね7日~14日程度で振り込みがあります。
どうも極端な事例を引き合いに出して、給付に遅れが生じているかのような議論をしているようにしか見えません。スピード感を持って対応するには役所で調整するより、外部に投げたほうがよかったのかな...などと想像してしまいますが、投げたほうも全容把握できないというのはすごいですね。一応、原資は税金ですし、把握はしてほしい一般市民でした。