[ロンドン 3日 ロイター] - 関係筋によると、英政府当局者は次世代通信規格「5G]の通信機器調達についてNEC<6701.T>と韓国サムスン電子<005930.KS>と協議を行った。中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に代わる調達先を模索する取り組みの一環という。

英政府は1月、5G通信網構築でファーウェイの参入を限定的に容認すると発表したが、ジョンソン首相は与党議員や米国から決定の再考を求められている。[nL4N29X315][nL4N29Y3DT][nL4N2B33YR]

また、この決定以降、英中間では新型コロナウイルスや香港問題を巡って緊張が高まっている。

英当局者によると、こうしたなか政府は2023年までにファーウェイを5G通信網から完全に排除する可能性を検討しており、多様な代替供給網を築く計画を推し進めているという。

英政府報道官、NEC、サムスン電子のコメントは得られていない。

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