パイオニアのＡＶ機器事業、オンキヨー連合に売却へ

コメント

注目のコメント

• 梅田 優祐

  該当するのは、パイオニアのホームエレクトロニクス事業だと思いますが、直近(2014年3月期）の売上は1082億円で右肩下がり。営業利益は91百万円で、前期は280億円の赤字と収益状況も厳しい。オンキョーと投資ファンドはこの事業を一体どのように再生させるつもりなのかとても興味深いな。ちなみに、パイオニアはホームエレクトロニクス事業を売却後、カーエレクトロニクス事業が主要事業になり、売上は3490億円、営業利益124億円と一気に身軽に。ただカーナビ領域はGoogle、アップルの脅威が迫っている！
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2014年06月24日

  15時に出された適時開示見ると、51％をベアリング（投資ファンド）が出資、残りは今後当事者の間で協議決定。ホームエレの中でしっかり稼いでいるDJ機器については触れられていないが、会社全体を買う形なので含まれていると思われる。
  また、ブランドに関しては「パイオニアとオンキヨーは、両社のブランド力や優れた技術など強みとなる経営資源を互いに有効活用し」という文言から維持されそう（だから若干パイオニアも出資しそうなスキームになっていると思われる）。
• 楠木 建

  一橋大学 教授

  ・2014年06月24日

  パイオニアは「ダンスの会社」「クラブの会社」になるのがイイと思います。DJ機器は世界のトップ。クラブの現場に強い。特にプロフェッショナル用。ハードウェアでなく「ダンスとクラブをサポートする」ことを切り口とすれば新展開が拓けるでしょう。踏ん張っていただきたい。