ジョンズ・ホプキンス大、接触者追跡の講座を無料提供
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必要とあらば、キャリアトラックがすぐに構築され、整備されていくのが米国の強みの一つと感じます。
接触者の追跡は、日本では保健所主導で行われてきましたが、少数のマンパワーに過剰な負担がかかってきたのが現実だと思います。
米国では新たにトラックを準備するとのことで、逆に言えば接触者追跡がこれまで十分行えなかったことの現れとも考えられますが、それをすぐに育成しようという動きはさすが米国とも思います。6時間の講座で十分かは定かではないですが、トライアンドエラーで人材育成していくような感覚なのでしょう。
いずれにせよ、感染者が減り、stay-at-home orderが解除になった後に鍵を握るのは、まさにこの接触者の追跡と検疫を主体とした封じ込め戦略(containment strategy)です。この戦略に人員がますます必要とされることに疑いの余地はありません。
社会の経済活動を守り、雇用を増やす、二重の経済保護戦略にも見えます。日本でそのまま応用できるわけではないのかもしれないですが、
ノウハウを無償でシェアというのはすばらしい取り組み。
保健所の方々の負担軽減ももちろんですし、
感染経路特定のための調査に非協力的な方の対応に役立つとよいですが。接触者追跡はプライバシーへの配慮の問題から、日本の社会でどれほど許容されるのか未知数で、興味深いところです。個人レベルでは「個人情報を提供している」というデメリットが明確な一方で、提供することにより個人が得られるメリットが明確ではない点が、ネックになると思います。
こういった内容が無料で学習できるのはありがたいですが、今は無料で利用できるオンライン学習ツールが多すぎて選ぶのが難しいですね。