仏アルストム:米GEからのエネルギー事業への買収提案支持 - Bloomberg
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注目のコメント
<追記>やはり原文リリースを読むの重要。結論、コールオプションと議決権貸与活用した、先送り型のディールになっている。
具体的には、買収完了後の20か月の期間において仏政府はコールオプションを保有。35ユーロ以上(Buoyguesは現在1株34ユーロで計上しており、減損発生するか否かという点でこの価格が極めて重要)という条件で、その時点の時価から一定のディスカウント含めて、最大20%買うことができる。また20か月後及びそこから8営業日の間では、最大15%を時価と一定のディスカウント含めて買える(ここに35ユーロという条件がかかるかは、原文読んでも分からなかった)。ただ、この行使までの期間、Buoyguesは議決権を仏政府に貸し、仏政府が指名する二人の取締役の任命を支持する。
http://bit.ly/T1Kq76
<追記終>
記事見出しが変更になっており、新しい見出しが正しい。AlstomはGE案支持してて、最後の障壁はブイグが仏政府に保有株売却するかというところだったが、そこがDoneになった。なお、ブイグは現在計上してる金額より低い金額での売却のため、特損計上する必要があり、だから障壁だった。GEの社長任期が20年と長いのは長期戦略的にプラスと思っているが、最近はイメルト時代に成長できてないとの批判から、任期見直しもすべしというメディアも出てきていたので彼的には絶対に負けられない戦いだったんでしょうね。日本勢、残念!!
仏政府が最大20%株を保有するという条件を飲んでGEがのんで、とうとう妥結。
GEはアルストムのガス・タービン事業を買収し、蒸気タービンと再生可能エネルギー、送配電の3つの事業で合弁企業を設立する。一方、アルストムはGEの鉄道信号事業を6億200万ユーロ(約835億円)で取得する。