仏産原料で日本酒=ワイン大国に挑戦―山形県のメーカー
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日本からの輸送コストがフランスで日本酒が
普及する際のボトルネックになるのなら、
このやり方はありだと思う。
フランスの料理に合う日本酒がリーズナブルな価格で提供できるようになれば、フランスの「オンライン飲み会」などでもニーズがあるのではないだろうか?
同じような理由で、日本で手に入るような質の高い
イチゴをニューヨークの植物工場で栽培して、ミシュランの星をとっているようなレストランに提供して急成長している事例もある。
食の分野はまだまだ可能性があると改めて思う。是非頑張ってほしいですね。日本の日本酒定義にこだわる必要は無いし、個性的でオリジナルな日本酒を是非飲ませて頂きたいです。今からわくわく感が止まらなくなりそう。
フランスの米、水、麹だけでなく、フランス醸造学の蓄積や権威ともコラボいただいたらどうでしょう。
日本でも山梨大学発酵生産学科は深い蓄積があり、卒業生には、ウイスキーの世界チャンピオン輿水精一さん(サントリー名誉チーフブレンダー)もおいでになります。フランスの一流大学では、醸造学も盛ん。そうした解析力が味方になってくれれば、経験と勘だけの酒造りではなく、真のフランス産AOC(原産地呼称)が使える「SAKE」ができるでしょう。
ちなみに、ブルゴーニュの名門シャトー・ド・ポマールの前オーナー故ラプランシュ博士は、パリ・ソルボンヌ大学の教授でフロイト研究の大家でラスース大辞典編纂委員でしたが、木曜から週末に地元に帰って特級ワインを造っておられました。日本ワイン界の最重鎮太田悦信さんが学ばれています。https://en.wikipedia.org/wiki/Jean_Laplanche
フランスの知識階級に友人を持つとブランド力・発信力・信用力が格段に高まります。
単に有名レストランに置いてもらうというのでは、出入りの下請業者に過ぎませんので。
ちなみにこの手法は、ナパ・バレーの超名門ニュートン博士夫妻のやり方でもあります。元ココ・シャネルのモデルだった夫人が、フランス・ファッション界人脈を駆使して、カリフォルニア州ナパ・バレーでのワイン造りを世界トップレベルに引き上げました。ノンフィルターは豪快な味・香りですし、「パズル」なんていう知的謎解きもありますね。