これだけ需要が増えてもUber Eatsは赤字、シェアリングに立ちはだかる「清潔感」

コメント

注目のコメント

• 久保田 雅也

  KBTM 代表

  ・2020年05月15日

  どちらも「移動」という価値に対して課金するビジネスモデルですが、効率はライドシェアよりEatsがずっと悪そうです
  
  1. 人か物か → 移動距離比での課金額はモノより人が圧倒的に高い
  2. 2地点の移動か、3地点の移動か → 品物をピックアックするため、移動効率が悪い
  3. 移動距離に比例した課金か、注文金額に比例した課金か
  4. 関係者が2者（ドライバーとプラットフォーム）か3者か（ドライバー、プラットフォーム、レストラン）→ 3者で利益を分け合うため、残りが少ない
  5. 利益源泉の厚み（20%の手数料を取られてもドライバーに十分な利益が残るライドシェアか、レストランの顧客獲得費用+ユーザー手数料か）
• 蛯原 健

  リブライトパートナーズ 代表パートナー

  ・2020年05月15日

  同じUberでもイーツとライドシェアはビジネス構造が180度違う。ライドシェアはドライバーに対してプラットフォーム利用料を2割課す、これが売上で原価は無し。対してイーツは逆にドライバーは原価、売上はレストランから固定と距離によるラダー。
  つまり前者は純粋プラットフォーマーモデルだが後者はマーケットプレイス的モデル。
  
  第二に、ライドシェアに比べ、イーツはまだロールアップ度が低く、参入過多。人口が福岡県ほどのシンガポールにも主要どころだけで3社割拠している。米国もドアダッシュやグラブハブなど複数いる。ライドシェアは各国2社寡占までロールアップをUberが進めてきたので黒字化が射程圏内となっている。
• 堀部 太一

  株式会社TPL 代表取締役

  ・2020年05月15日

  飲食企業からすると手数料35%は非常に高いですが、逆にUberに限らず配送代行を行うプラットフォーマーからすれば、注文単価を見ても50%は欲しいところ。余程配送密度が高まらない限り、人的配送で収益合わせるのは大変です。