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厚労省 来月から大規模な抗体検査実施へ 東京・大阪・宮城

NHKニュース
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注目のコメント

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    総合内科医 医学博士

    無症状や軽症で知らない間に感染した人たちがどれほどいるかを把握するのに、ある程度の意義はあると思います。

    重要になりそうなのは、検査キットの特異度と検査対象をどう選ぶか。誰も感染していない集団に対して検査を行った時に、特異度が99%なら1%、95%なら5%の人たちが「既に感染していた」と扱われてしまいます。「検査キットの性能の審査をかねて試験的な検査をしていた」とのことですが、性能が実際どうだったのか気になります。

    また、検査対象を選ぶ際には、自治体側から無作為に選んで協力を求めるのと、SNSなどを利用して検査を受けたい人を募集するかで結果が異なることが予想されます。アメリカのスタンフォード大学で行われた研究ではフェイスブックを通じて検査希望者を募集した結果、「新型コロナの人が周りにいたので心配だから受けたい」という人が多く、実際の割合よりも高い結果となった可能性が指摘されています。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ここでの「抗体検査」には、地域レベルの感染の広がりを捉えるという目的があります。個人レベルの話ではありません。

    このように、集団での「推計」に用いるには、どれほどの正確性があるかのデータがわかっていればよく、もちろん検査は正確に越したことはないですが、抗体検査の不正確さを議論する意味は低下します。

    しかし、個人レベルの話をするのであれば別です。より正確である必要があります。ただ、抗体検査の正確性の低さから、存在意義すら問われることもありますが、そもそも正確な検査はなく、個人レベルでも適材適所で用いれば良いと思います。

    例えばですが、今後入口の検査は抗原検査に置き換えることができるかもしれません。これによりPCR検査の7-8割かもしれませんが、一定数の感染者を捉えることができます。

    抗原検査で陰性となり、それでもなお疑っているケースに対してはPCR検査を行います。ここで抗原検査の取り漏らしを防ぎます。

    さらに、コロナウイルスの晩期の合併症が疑われて受診するようなケースでは、すでに抗原検査やPCR検査が陰性になる可能性が高いため、遅れて陽性となる抗体検査を用います。

    現状では、「なんでもかんでもPCR」ですが、このような役割分担をすることで、PCRのキャパシティを議論する必要性は低下するかもしれません。

    そのような意味でも、PCR検査一辺倒ではなく、各検査の正確性を確立し向上することが大切です。


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    産婦人科専門医 医学博士

    これまでのいくつかの抗体検査の報告を見比べても明らかな通り、キットの精度だけではなく、検査対象をどう抽出するかによってかなりバイアスがかかるので、
    この大規模研究は疫学調査としてとても有意義。

    抗体があることで二度目の感染が防げるのか、感染しても軽症ですむのか、抗体がどの程度の期間維持されるのか、などが今後明らかになっていくことで、個人レベルでの抗体検査の意義も明確になっていくと思います。


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