CT読影が10秒で完了、精度は99% 中国の医用画像AIが世界の頂点に立つ理由
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注目のコメント
画像診断の分野は今後割と早期にAIを活用したシステムに置き換わっていくことが予想されます。
コロナの画像診断に関しては、無症状の人でもCTで肺炎の影が見えやすいことがわかっていますが、その肺炎の影がコロナらしいか、その他の肺炎らしいか、を区別するための特異的な所見というのは決め手がありません。AIシステムで肺炎ある/なしを判別するのは容易だと思いますが、コロナと確定できるようなシステムの開発は疾患の特性上、難しいでしょう。
「医用画像のAI製品は結節影を検出する肺CT関連に集中しており」というのは納得。胸には肺、心臓、大血管など限られた臓器しかないため取り組みやすいのでは。一方で腹部になると無数に臓器が存在し、各個人のバリエーションも豊富なので格段に難易度は上がりそうです。この『精度』の定義が『検出能』という意味であれば、臨床現場での実用性はまだ乏しく、
『他の胸部異常陰影をきたす疾患との鑑別』ができるようになってはじめて臨床的に有意義なツールになります。
とはいえ、中国のスピード感は見習うところが多いですね。下記、ご参考。医療機器や検査技師さんごとのパラメータ設定によって画像の見えは変化し、それにAIがどれだけ対応できるかが課題です。
Googleの失敗から学ぶ、AIツールを医療現場へ適用することの難しさ
https://newspicks.com/news/4874685?ref=user_2712034