FBの「最高裁判事」20人発表 コンテンツ判断担う
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注目のコメント
問題は任命権だろう。
ここをFBが独占するのか、解放するのか。
解放する場合、基準作りが難しい。
「表現の自由」について徹底的に議論できるスキームを作って、
既存国家の憲法に逆流(その議論を参照/参考して憲法改正)する
みたいな流れになると未来的だな。思い出すのは2016年9月の出来事です。フェイスブックがベトナム戦争の歴史的報道写真「ナパーム弾の少女」を削除し、この経緯を問題の写真とともに報じたノルウェー最大の新聞の投稿や、ノルウェー首相の投稿まで削除しました。アルゴリズムの欠陥をさらけ出したものです。一方で、この同じ年に行われた米大統領選では、個人情報の漏えいがあり、それに基づくトランプ大統領に偏った情報流通が批判されました。
「最高裁判所」は、フェイスブックの信頼を高めるためには必要な組織だと思います。日本のマスメディアも、欧米のオンブズマンを参考に、2000年前後から放送のBPOや新聞各社の第三者委員会が相次いで設立されました。SNSもそうした段階に入ったということだと思います。ずっと言ってるけど、SNSプラットフォームはジャーナリズム必要。先日Googleの広告主審査の報道もありやっと少しずつ進化していると思う。
確かに、SNSプラットフォームは、コンテンツを自ら作るいままでのマスコミとは大きく異なるけれど、結果としてもたらされる社会への影響の作用機序はマスコミとあまり変わらない。だったら成り立ちでなく効果を元に対策とる方が良い。
ネットはルールを設けないのがルールであったけれど、どんな業界もそれが通用するのは黎明期だけ。ウェブサイトを利用する時代となって既に20年以上が経ったのだから、ある程度のルールが必要でしょう。