“学習格差”広がりに懸念 自治体は学校再開模索も 新型コロナ
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この類のニュースがこの1,2週間で増えました。はっきり言って、格差が大きく生まれています。オンライン化して、すでにアップデートかけている学校もあれば、まだ何もやっていない学校もある。それ以前に全然ICT機器が家庭に揃っていない地域も多く、そのサポートができていない。
また、ひどいところでは、オンラインツールがあるのに、授業はやらないし、課題は紙で送るけど、管理だけは厳格にやる(中には毎日夜20時にオンラインで点呼してるところも)という右斜上の事例も出てきており、休校中の学習体験に大きな差がついています。
なので、そろそろ次の議論に入ってほしいです。国はマスクの次に、子どもたちがオンラインで最低限の学習ができるよう早急にデバイスやネットワークを配備すべきです。マスクの時と同じように、国がデバイスの調達に介入すれば1ヶ月でかなり状況が変わるはずです。グローバル化に適応するための9月入学移行についての議論をしてる場合ではないです。わたしは画一的な教育がそもそも良くないと思っていますので、今の状況は格差ではなく、教育方向の分散だと考えれば良いのでは、と思います。
教科書にあることを覚えることだけが勉強ではないはず。
遊びの中や、マンガやゲームからだっていろんな勉強は出来ます。
あくまでも将来的な大学受験に向けた勉強、という意味では確かに格差が生じているのだと思いますが、そもそもそのゴール設定がおかしいのですよ。
現在教科書的な勉強ができない子ども達も、違う学びをこの期間にしているはずで、そこから得たものから自分のやりたいことを見出したこと子どももいるかもしれない。
なので、子ども自身の意見を聞いて、子どもにあった教育をすることが理想的な気がします。今の議論では、オンライン学習も含めて「手段の目的化」が1番心配です。
子供達の学習の確保ができればどんな手段でも構わない。
1番大切なのは早く実行すること。
もともとの自治体ごとの特性やインフラに合わせて出来ることを最大限にやることが大切だと思います。
当然、オンライン学習が整備されることはとても素晴らしいことだと思いますし出来るならそうした方がいい。
ただ、オンライン学習が全てではないしそれに気を取られて整備を待つなら、待っている間何をするかも大事なこと。
目的を見失って議論を進めると1番困るのは現場の教員であり、振り回されるのは子供たちであることを十分に認識して議論を進めるべきだと思います。
実際に、オンライン学習においては神奈川県では清川村のように小さな自治体の方が意外と進んでいたりします。
人口や経済格差などの観点だけではない議論が必要であることを証明している事例だと思います。
今は、何が良いとか悪いとか批判することではなくいかに早く子供たちに学習を提供すること。
また、コロナに対して低リスクで登校することができる方法を考えるべきではないでしょうか?
もし、オンライン学習がコロナ関係なく最上位で素晴らしいものなら通学制の学校はもう日本にはいらないですね。という話になってしまうと思います。
とにかく、今は「手段の目的化」だけは避けて欲しいと思います。